将来的に不正咬合(悪い歯並び)になるリスクがありますので、ぜひ一度当院へご相談ください。
上記が小さいうちに達成されないと、叢生、空隙歯列、前歯の前突、反対咬合、過蓋咬合、開咬(図不正咬合の種類参照)等他さまざま不正咬合、歯列不正が起こり、呼吸の仕方が悪いこと、嚥下の仕方悪いことが原因となります。
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歯並び・かみ合わせが悪くなる前に、
呼吸や嚥下の正しい行い方を癖づける装置をお口の中に入れながら、
アクティビティ(効果的な運動)を行うことによって習得し、
歯並びかみ合わせが悪くならないようにする予防指導のことです。
このような症状が見られたら、ご相談ください。
将来的に不正咬合(悪い歯並び)になるリスクがありますので、ぜひ一度当院へご相談ください。
上記が小さいうちに達成されないと、叢生、空隙歯列、前歯の前突、反対咬合、過蓋咬合、開咬(図不正咬合の種類参照)等他さまざま不正咬合、歯列不正が起こり、呼吸の仕方が悪いこと、嚥下の仕方悪いことが原因となります。
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この二つを診断し指導することが重要です。
レントゲンの数値だけをみていてもわかりません。
しかし、レントゲンの数値をみて診断する歯科医院が多いのが現実です。
歯列や個々の歯の位置異常を先にみるまえに、まずは、特に各部位(口唇、頬、オトガイ部)の軟組織をみて、顔貌を大まかに評価する。
そして、呼吸、嚥下、舌のポジションをみて、最後に結果としての歯列を評価することによって、悪くなってきているまた、悪くなるであろうプロセスを診断することができる。
これができたら、適切に指導をすることは可能であるし、ここのスタートが間違っていると、効果的に治らないという話になります。
1.患者としてのこどもは、納得していないということがきけない。また楽しければ、積極的になる。数値がよくなったり、実感としてうまくいっていると感じれば、もっと練習して改善しようと頑張る。
2.親御さんにとっても考え方や、治療結果に納得していないとアクティビティに協力できない。
楽しく、遊びながら学ぶ。その中で納得できるような仕組みです。
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特に中顔面の劣成長(成長が乏しいこと)が多くなってきている。
その原因は食べ物の変化(文明病)にあると考えられています。現代は、積極的に正しい習慣を身につけようとしないと悪習慣が身に付きやすくなってきている。良い習慣は勝手に覚えるのではなく、形を覚えて習慣付けるという考えが大切です。
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このほかに、舌が頻繁に出る。唇をよくなめる。
唇をかむ、舌を噛む、ほっぺたを吸う。等の癖も心配です。
と前の歯医者さんで言われました。
当院を受診されるまたは相談にこられるお子様の親御様からでよく聞く言葉です。
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果たしてこれでよろしいのでしょうか?
おそらく前の歯医者さんはこのように考えていると推察されます
8歳くらいまで(上顎と下顎の4前歯が生え変わるまで、待ちましょう。この時期までに顎骨の成長が遅れた場合は、この部分ががたがた(叢生)になったり、開咬(上下が著しく咬まない)になったりするので、それがサインですから、悪習癖の除去も含めて治療していきましょう。と考えられていると思います。でも当院の考え方では、
実際にこの段階から治療となると、
一度身についてしまった嚥下の癖、
呼吸の癖を取り除くのは難しいことで、
かなり練習を要します。
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ちょうどこのような時期です。
すでに顎骨の成長がすくないために歯列狭窄しており、
前歯が内側に萌出してきています。
この時期には顎の骨の成長が
大部分終わってしまっており、
舌の悪い癖も呼吸の悪い癖も反映されて
しまっている歯並び、
顔貌になってしまっています。どうすればよかったのでしょう?
2~3歳くらいから、正しい呼吸と嚥下癖を身につけましょう。悪習癖が見につかないようにしましょう。それによって機能的な異常のない顔貌や、咬合が手に入れることができます。少し不正が出てしまったとしても、悪習癖は身についていませんので、治しやすいです。
悪くなる前に正しい機能獲得のために、呼吸と嚥下を身につけていただくので、より予防的で、治療のストレスが少ないです。
一般的な歯科医院では、悪習癖があるのか、ないのかにかかわらず(つまり悪習癖の診断を行うことはなく)口頭で親御さんに悪習癖は良くないと説明を行い、お子様に対して、その練習はしません。うまくその1回の指導で、親御さんが理解をして、お子様に練習をしっかりさせて、身につけることができたり、また悪習癖がなかった場合は、8歳時に機能が整った歯の萌出を迎えることができます。
しかし現実としてこのかかわりでは現在60%の8歳児がなんらかの不正咬合を持っていることは事実で、その多くが悪習癖を持っています。
予防歯科的な考え方を持っている歯科医院では、悪習癖があるかないかの診断をしたうえで、悪習癖があるのかないのかにかかわらず、2歳から5歳までの間のなるべく早い時期に(子供が良癖アクティビティーを実践できる時期)に指導して、自然な環境の中、その良い癖をみにつけてもらいます。悪習癖が身につきにくい、、(良癖が身につく)ので不正咬合になりづらいということです。
少し問題が出ていたとしても、最小限の装置を使ったりして、早期に改善できます。なぜなら悪習癖がないから改善しやすいのです。
覚えたいのは、
呼吸時の舌のポジション(鼻呼吸が成立するためのポジション)です。
6歳で上下顎骨は、成人の80%に達する。(よって早い時期の指導により良癖の獲得が必要)それから10歳までは、非常にゆっくり成長する。(この6歳から10歳までの4年間で、1から5%以下しか成長しない。停滞期)その後10歳以降に残りの20%弱が成長する。(思春期にもっとも成長する)よって6歳の大部分の成長がおわるまでに、成長を促すことが大切です。
よって10歳までに正常の成長に足りていなければ、治療介入が必要、前歯で噛むことで上顎に刺激が伝わり、成長を促すことができる時期。
筋肉が成長すると骨が成長します。(筋肉→骨の順番)骨は、がちがちの硬いものではなく、柔軟性をもっている。筋肉の正しい使いかたによって、よい方向に成長するし、筋肉の悪い使いかたによって悪い方向に変化する。
これが、最終的に、美しい顔貌、そうでない顔貌を分けるし、歯のスペースがないことによって、がたがたになったりする原因になる。
よって悪習癖がないかどうかをまず診断をして、きちんと指導を受けて継続的に良癖をつけていくアクティビティが必要になります。
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ここから先は、少し説明が複雑になるので、
ご興味がある方のみご覧ください。